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終盤大崩れで21位タイのJ.デイ「前半が41で後半が31なら喜べた」

2016/04/08 11:46
終盤大崩れで21位タイのJ.デイ「前半が41で後半が31なら喜べた」
終盤に大きく崩れ、6打差の21位タイにつけたJ.デイ。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー初戦、マスターズがジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで第1ラウンドの競技を終了。昨季覇者のジョーダン・スピース(米)が「66」で単独首位に立つ中、世界ランキング1位のジェイソン・デイ(豪)は終盤に大きく崩れ、6打差の21位タイにつけた。

 出場過去2試合を連勝で駆け抜け、世界王者に返り咲いて今週を迎えたデイ。この日は2番パー5で2打目をベタピンにつけて悠々とイーグルを奪うなど、前半のうちに5つ伸ばす猛チャージでメジャー2連勝へ加速。しかし、5アンダーのまま迎えた15番から、ボギー、トリプルボギー、ボギーと一気に貯金を吐き出し、イーブンパー72でトップと6打差の位置で初日を終えた。

「すごく良いプレーが出来ていた中で、駄目なホールが3つあっただけ」と15番からの大叩きを振り返ったデイ。「思っていたようなパフォーマンスではなかったが、5アンダーまで伸ばす本当に良いゴルフが出来ていた。前半が『41』で後半が『31』だったら、今頃喜んでいただろうね」としつつも、全体のプレーに関しては一定の満足を口にしている。2日目はこの日前半に見せた勢いで上位に食い込めるか注目だ。

 トップに立ったスピースは、6バーディ、ノーボギーの内容で連覇に向けて絶好の位置を確保。キャリアグランドスラムに挑むローリー・マキロイ(北アイルランド)は1イーグル、4バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容で、2アンダー70の9位タイにつけた。

 そのほか、大会3勝のフィル・ミケルソン(米)やヘンリック・ステンソン(スウェーデン)もデイと同じく21位タイで初日を終了。一方、メジャー初制覇を目指すリッキー・ファウラー(米)は「80」の大叩きで81位タイに沈んでいる。

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