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松山が5位タイ浮上! トップと3打差の好位置で週末へ

2016/04/09 09:15
松山が5位タイ浮上! トップと3打差の好位置で週末へ
トップと3打差の好位置で週末を迎える松山。(写真提供:Getty Images)

 

 今季メジャー初戦の第80回マスターズが現地時間8日、ジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで第2ラウンドの競技を終了。5打差13位タイから出た松山英樹は、初日以上の難しいコンディションの中をイーブンパー72で回り、トップと3打差の通算1アンダー5位タイに浮上して週末を迎えることとなった。

 難セッティングに強い風、さらに速さを増したグリーンでオーバーパー続出となった2日目。日本勢初のメジャー制覇を目指す松山は、1番でアプローチが寄り切らず2日連続のボギー発進を切ると、5番、6番と立て続けに落とす苦しい展開。それでも、直後の7番で2.7メートルから最初のバーディ、続く8番ではラフからピンそばに寄せ、上りの3メートルを決め切る連続バーディで前半を1オーバーで折り返す。

 後半は11番で右のバンカーにつかまってボギー先行も、6メートル弱を決めた12番から3連続バーディでバウンスバック。13番パー5では2オンからタップイン、14番でも長い距離を沈めて一時1アンダーとし、伸び悩む上位陣を追い上げた。その後、最終18番では3オン2パットのボギーを喫したものの、アンダーパーがわずか4人のこの日をイーブンパーで回れたのは上出来だ。

 この日は平均パット数がフィールド平均を上回る1.61と2日続けてパッティングも好調。ショットに関しても初日に57%だったフェアウェイキープ率が86%に上昇するなど、難しい条件の下で上々の数字を残しており、引き続き強風が予想される3日目の上位進出に期待が高まる。

 通算4アンダーの単独首位はジョーダン・スピース(米)。この日は2つスコアを落とし、後続との差は2打から1打に縮んでおり、単独2位にはこの日1アンダー71と伸ばしたローリー・マキロイ(北アイルランド)が続いている。以下、通算2アンダー3位タイにはダニー・リー(ニュージーランド)、スコット・ピアシー(米)が続き、松山と並ぶ5位タイにはソレン・ケルドセン(デンマーク)とブラント・スネデカー(米)がつける。

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