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松山、メジャー初制覇に向けて2打差3位タイ浮上!

2016/04/10 09:02
松山、メジャー初制覇に向けて2打差3位タイ浮上!
トップと2打差3位タイで最終日を迎える松山英樹。(写真提供:Getty Images)

 

 今季メジャー初戦の第80回マスターズが現地時間9日、ジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで第3ラウンドの競技を終了。松山英樹はイーブンパー72で回り、トップと2打差3位タイで最終日を迎えることとなった。

 3打差の5位タイで出た松山は、出だしの2番パー5で2オンに成功。約7メートルのイーグルパットを決まらなかったが、しっかりとバーディを先行させる。続く3番ではボギーとしたが、8番パー5でも2オンでバーディ。ロングホールでスコアを伸ばし、前半を1アンダーで折り返す。

 後半は13番までパープレーが続いたが、14番パー4で8.2メートルを沈めてバーディを奪取。しかし、16番パー3で1.5メートルのパーパットを外してボギーとすると、続く17番では2打目をグリーン奥に外し、アプローチも5メートルと微妙な距離を残して連続ボギー。終盤にスコアを崩したものの、3バーディ、3ボギーの内容でホールアウト。通算1アンダーでトップを走るジョーダン・スピース(米)の背中をしっかりととらえて、3日目を終えた。

 初日、2日目と選手たちを苦しめた強風がこの日も吹き荒れ、アンダーパーをマークした選手わずかに5名。そのなかで松山は連日の「72」とスコアを守り、ミスをした選手から脱落するサバイバルレースに生き残った。最終日は同じく3位タイにつける1993年大会覇者のベルンハルト・ランガー(独)とのペアリングが決定。最終組の1つ前でのプレーとなるが、序盤からスコアを伸ばしてスピースにプレッシャーをかけることができるかがカギとなる。

 通算2アンダー単独2位は、スマイリー・カウフマン(米)。世界ランキングNo.1のジェイソン・デイ(豪)が1アンダー71とスコアを伸ばして、通算イーブンパーでダスティン・ジョンソン(米)、ダニー・ウィレット(英)とともに5位タイとなっている。キャリアグランドスラム達成を目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)は5オーバー77と崩れ、通算2オーバー11位タイに順位を落としている。

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