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敗れたJ.スピースに帝王J.ニクラウスからも同情の声

2016/04/11 15:14
敗れたJ.スピースに帝王J.ニクラウスからも同情の声

 

 現地時間10日に幕を閉じた第80回マスターズ。サンデーバックナインで大きく崩れ、悲劇とも言える形で大会連覇を逃したジョーダン・スピース(米)に対し、ゴルフ界の帝王ジャック・ニクラウス(米)が同情のコメントを残した。米ゴルフ専門チャンネルの『ザ・ゴルフ・チャンネル(電子版)』が伝えている。

 この日あまりにもショッキングな敗戦を喫したスピースに対し、ニクラウスは「ゴルフ界全体がジョーダン・スピースのことを気の毒に思っている」とコメント。前半のうちに5打のリードを築くなどスピースの連覇は盤石かと思われたが、12番パー3で7打を叩いた若武者はアーメンコーナーで一気に首位から転げ落ち、まさかの自滅でグリーンジャケットを手放してしまったのだ。

「彼は本当に特別で、今まで数人しか成し得ていないことを史上最年少で果たそうとしたが、やり遂げることは出来なかった。彼には同情するが、ジョーダンは間違いなくこの経験から学ぶことが出来る若者だと分かっているし、この出来事が彼にもたらすものがあるはずだ」

 ニクラウスはスピースに対してそのように話す一方、TVで何度かプレーを見て「とても良い選手」と評価していたというダニー・ウィレット(英)については、「素晴らしかったのは、勝利がつかめる位置にいると気付いてから勝ち切ったこと」だとしている。

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