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いよいよ国内開幕戦 リオへの切符かけてトッププロが激突!

2016/04/13 16:07
いよいよ国内開幕戦 リオへの切符かけてトッププロが激突!

 

 国内男子ツアーの国内初戦「東建ホームメイトカップ」がいよいよ14日に開幕。三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋を舞台に、賞金王や五輪代表入りなど各選手がそれぞれの目標達成へと走り出す。

 1月末からのアジアシリーズ2戦は宋永漢(韓)、ショーン・ノリス(南ア)と外国勢が連勝。仕切り直しの国内開幕戦では日本人選手の意地が見たいところだ。昨季はマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が今大会を勝利してから、第4戦まで日本人Vは無かった。選手会長の宮里優作を筆頭に、日本勢には奮起が求められている。

 また、8月のリオデジャネイロ大会でゴルフが五輪に復帰するとあり、今季は代表が決まる7月11日まで、タイトルレースだけでなく代表争いも楽しめる。代表の1人は松山英樹がほぼ確実だが、2人目には多くの選手が可能性を残す。なお代表選出ルールでは、7月11日時点で、世界ランク15位内の選手は4人まで出場できる一方、トップ15内が1人以下なら合計2人までとなる。

 現時点では松山が同ランク13位に位置し、その他上位陣が残る1枠を争う形。同78位の片山晋呉が今のところ2番手となっているが、同99位の池田勇太や米ツアーで活躍する同111位岩田寛にも十分チャンスはある。ほかにも藤本佳則(115位)、宮里(117位)、谷原秀人(120位)、石川遼(132位)などが逆転の機会をうかがっている。

 上に挙げた日本勢では、松山と岩田、石川以外の選手は今大会に揃って出場。代表決定まで残り9試合となっているが、2014年賞金王・小田孔明や小平智、武藤俊憲らは今週から結果を残していかなければ苦しくなりそうだ。そのほか今大会には、昨季賞金王の金庚泰(韓)や昨年末にプロ転向した長谷川祥平も参戦する。プロとしてツアーデビュー戦となる長谷川の活躍も今週の注目点の一つだろう。

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