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米女子ツアー 藍不在の韓国決戦を制するのは…?

2010/10/28 12:06
米女子ツアー 藍不在の韓国決戦を制するのは…?

 

 ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1の座についたクリスティー・カー(米)が意気揚々と韓国に乗り込んできた。

 現地時間29日開幕の米女子ツアー、LPGAハナバンク選手権(韓国、スカイ72GCオーシャンC)に出場するカーは今週発表の最新世界ランクで宮里藍を抜いてトップに躍り出ており、気分良く現地入りした。前週のサイム・ダービーLPGAマレーシアで単独8位に入り、約2か月ぶりに世界ランクNo.1に返り咲き「No.1になれたことは確かに嬉しい。その競技の頂点に立てたということだからね」と喜びを語るカー。「でも試合になれば自分のベストを尽くすだけ。コースでは1打1打を楽しむことが最も大切。そうすれば結果もついてくるはず」とマイペースを宣言し、アジアシリーズ第2戦へ臨む。

 一方、母国での大会を世界ランクNo.2として迎える申智愛(韓)も「No.1争いをできることは素晴らしい。もちろん厳しい戦いだけど、それが集中力を高める原動力にもなっている。楽しんでさえいるほど。毎試合に自分のベストをぶつけるだけよ」とこちらも自信満々。

 世界ランクだけでなく、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーのタイトル争いも熾烈だ。ここではヤニ・ツェン(台)がトップに立っているが、2位の宮里藍との差はほんの僅か。他にも賞金女王争い、実力の証明といわれるベア・トロフィー(平均ストロークNo.1)争いもあり、残り4試合となった米女子ツアーの賞レースではいずれも気の抜けないバトルが続く。

 日本勢からは宮里美香と上田桃子が参戦。米国勢ではミッシェル・ウィーやモーガン・プレセル、前週国内女子ツアーのマスターズGCレディースでプレーしたポーラ・クリーマー(米)らが顔を揃える。宮里藍が欠場となる中でもビッグネームが大挙する韓国決戦、栄冠を手にするのは果たして…?

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