岩田はイーブンパーで36位タイ　L.ドナルドが首位タイ発進

　米男子ツアーのRBCヘリテイジが現地時間14日、サウスカロライナ州のハーバータウンGLで第1ラウンドの競技を終了。元世界王者のルーク・ドナルド（英）とブランデン・グレイス（南ア）が首位に並ぶ中、日本から唯一出場の岩田寛はイーブンパー71の36位タイとなった。

　直近5戦中3戦で予選落ちの悪い流れを断ち切りたい岩田は、前半11番でのバーディ先行から、13番では7メートル強を沈めて2アンダーと幸先の良い立ち上がり。しかし、その後の18番で3オン2パットのボギーを叩くと、後半は5メートルに2オンした2番でこそ伸ばしたが、以降2ボギーで失速し、3バーディ、3ボギーでトップと5打差で初日を終えている。

　5アンダー66で首位タイとなったドナルドは、6バーディ、1ボギーの内容でホールアウト。前週のマスターズでは2004年以来の不出場となったが、過去29ラウンド中23ラウンドでアンダーパーと相性の良い今大会で絶好のスタートを切った。欧州ツアー7勝を数え、米ツアーでの初白星を狙うグレイスも同じく6バーディ、1ボギーのラウンドとなっている。

　世界ランキング1位のジェイソン・デイ（豪）は後半15番のバーディで5アンダーに乗せたものの、最終18番でこの日唯一のボギーを叩いたことで首位発進ならず。5バーディ、1ボギーでマット・クーチャー（米）、トニー・フィナウ（米）、デビッド・リングマース（スウェーデン）と3位タイに並ぶ。そのほか、今大会がプロ初戦のブライソン・デシャンボー（米）は1アンダー70の25位タイと好位置につけた。