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昨季賞金王・金庚泰がPOを制して国内開幕戦を優勝

2016/04/17 17:20
昨季賞金王・金庚泰がPOを制して国内開幕戦を優勝

 

 国内男子ツアーの国内初戦、東建ホームメイトカップが17日、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋を舞台に最終ラウンドの競技を終了。昨季賞金王の金庚泰(韓)が近藤共弘とのプレーオフを制し、今季初優勝を挙げた。

 金は前半をノーボギーの2アンダーで折り返したものの、4打差の2位タイから出た近藤の猛追を受ける展開に。近藤は11番までに5つスコアを伸ばすなど、最終ホールを前に2打差に追いかげる。迎えた18番で近藤はバーディをマークしたのに対し、金は距離のあるパーパットを外してしまい、ともに通算13アンダーで優勝の行方はプレーオフへと持ち込まれる。

 18番の繰り返しで行われたプレーオフは2ホール目までお互いがパーセーブを続ける展開が続いたが、3ホール目で近藤が2打目をグリーン左のバンカーへ。金はパーオンに成功し、2パットで上がったものの、近藤はパーパットを決めることができず、勝負が決した。

 近藤は6アンダー「65」の猛チャージを見せたものの、ツアー7勝目には一歩及ばず。熊本出身の永野竜太郎は5アンダー66とスコアを伸ばし、通算12アンダーで単独3位となっている。通算6アンダー4位タイには薗田峻輔と重永亜斗夢、池田勇太らが通算5アンダー6位タイに入っている。片山晋呉は4オーバー75と崩れ、通算2オーバー39位タイで4日間を終えている。

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