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岩田がテキサスの難コースに挑む B.デシャンボーはプロ2戦目へ

2016/04/20 09:28
岩田がテキサスの難コースに挑む B.デシャンボーはプロ2戦目へ
日本勢で唯一出場の岩田寛。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンが現地時間21日に開幕。昨季にメジャー開催地以外のコースで最高難度となったTPCサンアントニオを舞台に、地元在住の昨季覇者ジミー・ウォーカー(米)や注目の新人、ブライソン・デシャンボー(米)ら強豪が競い合う。

 強風の吹き荒れた昨季大会では、通算11アンダーで勝利したウォーカーを含め、アンダーパーで72ホールを終えたのはわずか10人。フィールド全体の平均スコアは「74.521」(パー72)とサバイバルバトルの様相を呈した。そんな難関18ホールに今季日本からは岩田寛が唯一挑戦。前週は3日目の「83」でセカンドカットにかかったが、この難コースで結果を残して浮上のきっかけとしたいところだ。

 昨季に例年以上の難コンディションを制したウォーカーは優勝候補に違いないが、得意のシーズン序盤戦で過去数年ほどの勢いは見られず、王座防衛へ楽観的ではいられない。2008年から今大会の連覇を達成しているザック・ジョンソン(米)や地元テキサス出身のパトリック・リード(米)、2週連続Vを狙うブランデン・グレイス(南ア)など手強い刺客が揃うフィールドで苦戦も予想される。

 また、今大会がプロ2戦目となるデシャンボーも注目選手の一人。マスターズでローアマに輝いた24歳は、プロデビュー戦となった前週大会で4位タイに入り、今週にはすでに優勝予想14位に選ばれるなど大きな期待を集めている。これまでの戦いぶりを見れば、ウォーカーやジョンソン、フィル・ミケルソン(米)といった先輩を差し置いての戴冠も、あり得ないとは言い切れないだろう。

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