岩田は1アンダーで暫定40位T　大型新人B.デシャンボーは出遅れ

　米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンが現地時間21日、テキサス州のTPCサンアントニオを舞台に第1ラウンドの競技を行ったものの、荒天による一時中断の影響で日没サスペンデッドが決定。岩田寛は1アンダー71で暫定40位タイ発進を切った。

　悪天候により午前8時25分から正午までプレー中断となった初日。午後12時30分からスタートした岩田は、前半12番で8メートル弱からバーディを先行させるも後が続かず。14番で3メートルのチャンスを外して以降、距離を残したバーディパットを決め切れない我慢の展開が続いた。結局、13番から最終9番までパーを並べ続けて伸び悩んだが、ノーボギーにこらえたことで2日目の上位進出も十分可能な位置につけている。

　暫定単独トップは、13ホール消化時点で8アンダーのブレンダン・スティール（米）。8バーディ、ノーボギーのチャージで暫定ながらツアー2勝目への好位置を確保している。6アンダー66の暫定2位につけたのは、ツアー公式サイトの優勝予想1位チャーリー・ホフマン（米）。2008年から大会連覇を達成しているザック・ジョンソン（米）は、3アンダー69の暫定9位タイとなった。

　そのほか、今大会がプロ2戦目の大型新人、ブライソン・デシャンボー（米）は、3バーディ、5ボギーの2オーバー74と苦戦し、暫定110位タイと後方からのスタートに。また、昨季覇者ジミー・ウォーカー（米）も3オーバー75で暫定126位タイと2日目の巻き返しが必須の状況だ。