岩田、スコア落とすも予選突破に望み　B.スティールが暫定トップ

　米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンが現地時間22日、テキサス州のTPCサンアントニオを舞台に順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドの競技を行ったものの、日没サスペンデッドが決定。翌23日の午前8時より、再開されることとなった。

　第1ラウンドを「71」の37位タイで終えていた岩田。最終組の1つ前でプレーした第2ラウンドは、4番までに2つのボギーを喫する苦しい展開となると、5番、8番でバーディを取り返すも9番パー4で約2メートルのパーパットを外し、前半を1オーバーで折り返す。後半は10番で約5メートルを沈めてバーディを先行させるも、12番と15番でボギーとし通算1オーバー暫定80位タイに後退。16番終了時点でホーンを鳴らされ、残り2ホールのプレーを翌日に持ち越すこととなった。現時点でのカットラインは通算イーブンパーとなっており、予選突破の可能性は残している。

　暫定単独トップは通算10アンダーのブレンダン・スティール（米）。第1ラウンドで「64」をマークすると、第2ラウンドは6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容で2アンダー「70」とし、後続に3打差をつけた。通算7アンダー暫定2位タイには、スチュアート・アップルビー（豪）、スコット・ラングレー（米）、チャーリー・ホフマン（米）が並んでいる。

　世界ランキング13位のパトリック・リード（米）が通算6アンダー暫定5位タイ。ブラント・スネデカー（米）は第2ラウンドを3アンダー69で回り、通算5アンダーでルーク・ドナルド（英）らと並び暫定12位タイとなっている。2008年から大会連覇を達成しているザック・ジョンソン（米）は3オーバー75とスコアを落とし、通算イーブンパー暫定60位タイ。今大会がプロ2戦目のブライソン・デシャンボー（米）は、通算3オーバー暫定109位タイに沈み、予選落ちが濃厚となっている。