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野村が単独トップで決勝ラウンドへ! 今季2勝目に向けて大きく前進

2016/04/23 12:18
野村が単独トップで決勝ラウンドへ! 今季2勝目に向けて大きく前進
通算9アンダーで後続と3打差のトップに躍り出た野村。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーのスインギング・スカートLPGAクラシックが現地時間22日、カリフォルニア州のレイクマーセドGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。今季2勝目を狙う野村敏京が2アンダー70をマークし通算9アンダーで、後続と3打差のトップに躍り出た。

 初日「65」をマークし順調な滑り出しとなった野村は、この日も安定したプレーで9ホール全てをパーセーブとして前半を折り返す。後半は12番でスコアを伸ばすと、13番でもバーディを奪取。16番ではボギーを喫したが、再び17番で取り返し、3バーディ、1ボギーでホールアウト。米ツアー2勝目に向けて大きく前進した。

 その他59位タイから出た宮里美香は、前半3バーディ、1ボギーの2アンダーで折り返すと、後半は1バーディ、1ボギーと伸ばすことができなかったが、2アンダー「70」をマーク。通算1アンダー23位タイと上位を十分に狙える位置につけた。また、横峯さくらはイーブンパー72で通算1オーバー37位タイに順位を上げた。そしてアマチュアの畑岡奈紗(翔洋学園3年)が1オーバー73で通算2オーバーの48位タイとなった。

 一方、今季のメジャー、ANAインスピレーションで優勝争いをするなど復調の兆し見せた宮里藍だが、今大会では苦しい戦いとなった。この日、前半の9ホールで1ダブルボギー、2バーディ、1ボギーと出入りの激しいプレーを展開。1オーバーで迎えた後半は1番、4番、6番、8番でボギーを喫し、5オーバー77と崩れて通算9オーバー116位タイで決勝ラウンド進出を逃した。通算7オーバー98位タイに後退した上原彩子も2日間で大会を終えている。

 初日、大会記録となる「63」で猛チャージを披露したリュウ・ソヨン(韓)は3オーバー75とスコアを落とし、イ・ミンジ(豪)、チェ・ナヨン(韓)と並んで通算6アンダー2位タイ。大会3連覇を狙う世界女王リディア・コ(ニュージーランド)は通算5アンダー5位タイとなっている。

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