14年覇者S.ルイスは復活Vなるか　日本勢は横峯、上原が出場

　米女子ツアーのボランティア・オブ・アメリカ・テキサス・シュートアウトが現地時間28日、テキサス州のラスコリナスCCで開幕。日本からは横峯さくら、上原彩子の2人が出場し、14年覇者ステイシー・ルイス（米）をはじめとした強豪としのぎを削る。

　13年から新規大会としてトーナメントスケジュールに加わった今大会は「シュートアウト方式」を採用。第2ラウンドを終えて70位タイまでが第3ラウンドへ、第3ラウンドを終えて50位タイまでが決勝ラウンドに進出するユニークな大会だ。カットラインに近い選手たちは、スコアを伸ばすためにより攻撃的なプレーが求められるため、普段以上にスリリングな展開が期待される。

　昨季大会では、首位タイから出たインビー・パーク（韓）が後続に3打差をつける快勝でツアー通算14勝目を挙げた。13年にも優勝した相性の良いコースだが、親指の負傷のため「体を休めることが最善の選択。とても残念だけど、来年の出場を楽しみにしている」と欠場を余儀なくされた。

　日本勢は米ツアーを主戦場としている宮里藍、宮里美香、野村敏京はこの試合はエントリーしていないが、横峯さくら、上原彩子は出場を予定している。2年ぶりのツアー復活優勝を目指すルイス、ロレックスランキング（世界ランク）3位のレクシー・トンプソン（米）らの熱い戦いに注目だ。