岩田、1か月ぶりの60台で暫定12位タイ　R.ファウラーが好位置に

　米男子ツアーのチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズが現地時間28日、ルイジアナ州のTPCルイジアナを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を行ったもの、日没によりサスペンデッドが決定。岩田寛は3アンダー69でホールアウトし、暫定12位タイにつけた。

　前週、今季8度目の予選落ちを喫するとなど、新しい戦いの舞台で苦戦が続いている岩田。しかし、この日はインスタートの前半をスコアカード通りのプレーで終えると、2番パー4で6メートルを沈めてバーディ。さらに6番と7番でも約7メートルのパッティングを沈めてバーディとすると、18ホールを通じてノーボギーと安定したプレーを披露。3月のプエルトリコ・オープン初日以来となる60台のラウンドで好スタートを切った。

　8アンダー63で回ったブライアン・スチュアード（米）が暫定単独トップ。1打差でレティーフ・グーセン（南ア）が追う展開となっている。パトリック・ロジャース（米）、ジェフ・オギルビー（豪）らが5アンダー67で暫定3位タイ。また、世界ランキング5位のリッキー・ファウラー（米）はノーボギーの4アンダー68でホールアウトし、ダニー・リー（ニュージーランド）らと並び暫定8位タイとなっている。

　世界No.1のジェイソン・デイ（豪）は、インスタートの前半で5バーディと猛チャージをかけたものの、後半は上がり2ホールを連続ボギーとするなど、2バーディ、4ボギーとスコアを落とし、3アンダー69で暫定12位タイ。連覇を狙うジャスティン・ローズ（英）は6ホールのみのプレーに終わり、1アンダーで暫定45位タイにつけている。