片岡がツアー2勝目に王手！　「65」の猛チャージで2打をリード

　国内男子ツアーの中日クラウンズが30日、名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。首位でスタートした片岡大育が6バーディ、1ボギーの5アンダー65で回り、通算9アンダーでトップをキープした。

　後続と1打差でスタートした片岡は、立ち上がりの2番からバーディを奪い、幸先の良いスタートを切った。8番でボギーとするものの、次の9番でバーディを奪い、前半1アンダーで折り返す。後半、10番でスコアを伸ばすと、勢いのついた片岡は12番、14番、15番でもバーディをマーク。残りをパーセーブとし、この日のベストスコアタイで、2015年の「関西オープンゴルフ選手権競技」以来となるツアー2勝目を視界に捉えた。

　通算7アンダーの単独2位に今季2勝目を狙う金庚泰（韓）。トップと5打差の3位タイにはH・W・リュー（韓）と並んで谷原秀人がつけている。谷原はこの大会と相性が良く、昨季大会は2位タイ、14年は9位タイ、12年は4位タイと優勝こそないものの、好位置を毎年キープ。持ち前の爆発力で最終日での逆転優勝を狙う。

　その他、通算3アンダー単独5位には21歳の稲森佑貴、通算1アンダーの7位タイには14年賞金王の小田孔明、手嶋多一、高山忠洋、金亨成ら7人が並んでいる。一方、今季好調の池田勇太は、2位タイから出たものの3オーバー73とスコアを崩し、横尾要と並び通算イーブンパー14位タイに後退となった。