荒天により3日連続のサスペンデッドが決定　岩田は2戦連続予選落ち

　米男子ツアーのチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズが現地時間30日、ルイジアナ州のTPCルイジアナを舞台に順延となっていた第2ラウンドと第3ラウンドの競技を行ったものの、荒天のため約半数の選手が第3ラウンドをスタートできずサスペンデッドが決定。翌5月1日の午前7時30分より、再開されることとなった。

　第2ラウンドの6番からプレーを再開した岩田寛は、予選通過のためにはスコアを伸ばすことが求められるなか、最初のホールをボギー。それでも、続く7番パー5では、グリーン横からのアプローチをチップインさせてイーグルを奪取した。後半はパーセーブを続けていたが、15番でスコアを落とすと、17番パー3でもボギーを喫して万事休す。このラウンドを1イーグル、5ボギーの3オーバー75で上がり、通算イーブンパー93位タイで2戦連続での予選落ちとなった。

　通算12アンダーで暫定単独トップに立つブライアン・スチュアード（米）はスタートできず。通算11アンダー暫定2位タイのジェイミー・ラブマーク（米）、ジョナサン・ヴェガス（ベネズエラ）とのペアリングで第3ラウンドをプレーする。スチュアート・アップルビー（豪）は3番までプレーし、2つスコアを伸ばして通算7アンダー暫定10位タイに浮上している。

　第2ラウンドで「73」とスコアを落とし、51位タイから出た世界ランキング5位のリッキー・ファウラー（米）は、スタートの1番をバーディとしたところで中断。通算4アンダー暫定44位タイとなっている。また、連覇を狙ったジャスティン・ローズ（英）は第2ラウンドを終えた時点で通算イーブンパー93位タイとなり、決勝ラウンド進出を逃している。