B.スチュアードが三つ巴のPO制して初優勝　J.デイは5位タイ終戦

　順延続きの影響で54ホール短縮競技となった米男子ツアー、チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズが現地時間2日、ルイジアナ州のTPCルイジアナで順延となっていた最終ラウンドの残り競技を終了。暫定トップから出たブライアン・スチュアード（米）が三つ巴のプレーオフの末にツアー初勝利を飾った。

　前半6番からプレーを再開したスチュアードは、17番まで2アンダーと伸び悩んで首位から後退も、最終18番で2メートルのバーディチャンスを決め切って3アンダー69。「65」のチャージをかけたアン・ビョンホン（韓）、「68」のジェイミー・ラブマーク（米）と通算15アンダーに並びプレーオフに進む。

　すると、その1ホール目でアンがボギーを叩き脱落。18番繰り返しの2ホール目ではラブマークがアプローチをミスした一方、スチュアードは残り160ヤードからべたピンに寄せてバーディとし勝負あり。54ホール通じてノーボギーと安定感を発揮した33歳がプレーオフも制し、初のトロフィに笑顔を見せた。

　通算14アンダーの単独4位はボビー・ワイアット（米）。世界王者のジェイソン・デイ（豪）は「66」で最終18ホールを締め、ジョナサン・ヴェガス（ベネズエラ）、クリス・カーク（米）とともに通算13アンダーの5位タイに入った。世界ランキング5位のリッキー・ファウラー（米）は通算8アンダー20位タイとなっている。