上原彩子が「69」で20位タイに浮上！　藍は44位タイに後退

　米女子ツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックが現地時間6日、アラバマ州のRTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。上原彩子が3アンダー69でラウンドし、通算3アンダー20位タイに浮上した。

　38位タイからスタートした上原は、前半11番から2連続バーディを奪取。15番でボギーを叩いたものの、残りをパーセーブとして1アンダーでハーフターン。後半は2番、4番ででボギーを喫する苦しい展開となったが、5番から3連続バーディで一気にアンダーパーまで戻した。さらに9番ホールでもスコアを伸ばし、トータル3アンダーでフィニッシュ。トップとは6打差だが、十分に上位進出を射程圏内に捉えて3日目を迎えることとなった。

　一方、8位タイの上位からスタートした宮里藍は2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバーとスコアを落とし、通算イーブンパーで藤本麻子と並んで44位タイと順位を落とした。その他、野村敏京は1アンダー71で通算1アンダー38位タイ、横峯さくらは1オーバー73の通算2オーバー65位タイで日本勢は全員予選通過となった。

　上位は、この日「65」と猛チャージしたリュウ・ソヨン（韓）が通算9アンダーでリーダーボードのトップに立ち、トップと2打差の2位タイに、モーガン・プレッセル（米）、イ・ミンジ（豪）、ライアン・オトゥール（米）がつけている。初日首位のレリッタ・ベック（イスラエル）は出だし1番から2つスコアを伸ばしていたものの、その後4ボギーとスコアを落とし、通算6アンダー5位タイとなっている。