野村が「68」で20位タイに浮上！　単独首位はA.ジュタヌガーン

　米女子ツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックが現地時間7日、アラバマ州のRTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。今季2勝を挙げている野村敏京が4アンダー68でラウンドし、通算5アンダー20位タイに浮上した。

　38位タイから出た野村は、出だしの10番からバーディと幸先の良いスタートを切ると、13番、15番をボギー、バーディとして1アンダーで折り返す。迎えた後半は3番でスコアを伸ばすと、5番から立て続けの2バーディを奪って、5バーディ、1ボギーでホールアウト。日本勢でトップに立ち、最終18ホールでも順位を上げて4日間を終えたいところだ。

　その他日本勢では、20位タイから出た上原彩子が3バーディ、2ボギーの1アンダー71で通算4アンダー24位タイとなっている。また、日本ツアーを主戦場としている藤本麻子は通算1アンダーの44位タイ。4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフを展開した宮里藍はイーブンパー72で回り、横峯さくらと並んで通算イーブンパー53位タイで3日目を終えた。

　通算14アンダーの単独首位はこの日「63」で回ったアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）。10バーディ、1ボギーの猛チャージで一気にリーダーボードのトップに立った。3打差の2位にはイ・ミンジ（豪）とライアン・オトゥール（米）。さらに1打差の単独4位にリュウ・ソヨン。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.4のステイシー・ルイス（米）は4アンダー68で回り通算9アンダーでモーガン・プレッセル（米）と並んで5位タイとなっている。