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松山は「69」で11位タイに食い込む J.ハーンがPO制して2勝目

2016/05/09 08:56
松山は「69」で11位タイに食い込む J.ハーンがPO制して2勝目
出遅れた初日から順位を上げ続けた松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのウェルズ・ファーゴ選手権が現地時間8日、ノースカロライナ州クエール・ハローCで最終ラウンドの競技を終え、プレーオフの末にジェームス・ハーン(米)が優勝。3アンダー69で回った松山英樹は通算4アンダーの11位タイに入った。

 8打差19位タイから出た松山は、1番ボギー発進からイーブンパーに戻して折り返すと、後半は12番で8メートル弱を沈めるなど、10番から3連続バーディを奪取。ベタピンにつけた14番でも1つ伸ばし、一時4アンダーと追い上げる。以降は16番ボギーで1つ後退したが、5バーディ、2ボギーで首位との差を5打に縮め、初日の101位タイ発進から大きく巻き返す結果となった。

 ツアー通算2勝目を飾ったハーンは2打差3位タイからこの日をスタート。15番までに3つ伸ばして1打差トップで最終18番を迎えるも、このホールでボギーを喫してロベルト・カストロ(米)に並ばれる。すると最終組でプレーしたカストロは最終18番をパーとし、通算9アンダーに並んだ両者はプレーオフへ。1ホール目でクリークに落としたカストロがボギーを叩く一方、フェアウェイをとらえたハンはパーに収めて勝利をつかんでいる。

 通算8アンダーの単独3位はジャスティン・ローズ(英)。前日トップのリッキー・ファウラー(米)は「74」とスコアを落とし、対照的に「66」と伸ばしたローリー・マキロイ(北アイルランド)、フィル・ミケルソン(米)らと通算7アンダー4位タイに並んで大会を終えた。2日目までトップを走っていたアンドリュー・ルーペ(米)も同じく4位タイでフィニッシュしている。

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