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松山、「67」で逆転V圏2位タイ浮上! 首位J.デイと最終組対決へ

2016/05/15 09:19
松山、「67」で逆転V圏2位タイ浮上! 首位J.デイと最終組対決へ
4打差優勝圏内で最終日最終組が決まった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの“第5のメジャー”ことザ・プレーヤーズ選手権が現地時間14日、フロリダ州のTPCソーグラスで順延となっていた第2ラウンドと第3ラウンドの競技を終了。暫定33位タイから出た松山英樹は「67」とスコアを伸ばし、トップと4打差の通算10アンダー2位タイで最終日を迎えることとなった。

 初日23位タイから順位を下げていた松山がムービングサタデーで巻き返した。前日に第2ラウンドを「71」で締め、迎えた第3ラウンド。午前アウトスタートの松山は出だし1番で1.5メートルにつけてバーディ発進を切ると、2番、3番も立て続けに伸ばして3連続バーディ。その後は4番ボギーなどで一歩後退も、前半2アンダーと順調な折り返しを見せる。

 すると後半、10番で約6メートルを沈めると、勢いそのままにこの日2度目の3連続バーディを奪取。以降は最後までパープレーとチャンスを決め切れない場面もあったが、7バーディ、2ボギーの内容で上位を追い上げた。この日は特に遅い時間帯の組がスコアメイクに苦しみ、第3ラウンドの平均スコアは「75.59」。難条件の下で猛チャージを見せた松山は、首位ジェイソン・デイ(豪)との最終日最終組が決まっている。

 第2ラウンドを「66」で締めたデイは、第3ラウンドで「73」と苦戦。それでも、通算14アンダーで単独首位をキープし、今季3勝目に王手をかけた。松山と2位タイに並んだのはアレックス・チェイカ(独)、ケン・デューク(米)の2人。通算9アンダー単独5位にフランセスコ・モリナリ(伊)が続く。一方、第3ラウンドで「75」を叩いたローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算5アンダー15位タイに後退した。

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