岩田、26位タイで4戦ぶりの予選突破　J.スピースが1打差2位タイ

　米男子ツアーのAT＆Tバイロン・ネルソン選手権が現地時間19日、テキサス州のTPCフォーシーズンズ・リゾートで順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一出場の岩田寛は第2ラウンドを「67」で回り、通算6アンダー26位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

　第1ラウンドの14ホール目となる5番からプレーを再開した岩田は、5番をバーディ、6番をボギーとし、第1ラウンドは3アンダー67でホールアウト。第2ラウンドでは前半を4バーディ、1ボギーの3アンダーとスコアを伸ばして折り返したものの、後半は11番でバーディを先行させた直後の12番パー4でダブルボギー。続く13番でもスコアを落としたが、14番、16番とバーディを奪い返して、7バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容でホールアウト。トップとは6ストロークの差があるものの、十分に上位を狙える位置で4月以来4戦ぶりとなる予選突破となった。

　7アンダー「63」でラウンドしたベン・クレーン（米）が通算12アンダーで単独トップ。地元での優勝を狙う世界ランキングNo.2のジョーダン・スピース（米）は前半で5バーディを記録するなど、6バーディ、1ボギーの5アンダー65でラウンドし、ブルックス・ケプカ（米）、セルヒオ・ガルシア（スペイン）らと並んで通算11アンダー2位タイとなっている。

　同8位のダスティン・ジョンソン（米）が通算8アンダーで、初日首位のダニー・リー（ニュージーランド）、パトリック・ロジャース（米）、マット・クーチャー（米）らと同じ8位タイ。昨季全英覇者のザック・ジョンソン（米）、ディフェンディング・チャンピオンのスティーブ・ボウディッチ（豪）は通算2アンダー67位タイとなっている。一方、米国期待の22歳、ブライソン・デシャンボーはカットラインに1打届かず予選落ちを喫している。