14年覇者のK.ペリーが首位堅持！　B.ランガーはじわり1打差

　米チャンピオンズツアーの今季メジャー初戦、リージョンズ・トラディションが現地時間20日、アラバマ州グレイストーンG&CCで第2ラウンドの競技を終了。2014年覇者で前日首位のケニー・ペリー（米）が通算10アンダーにスコアを伸ばし、2位タイのベルンハルト・ランガー（独）ら後続と1打差でトップの座を維持した。

　方向の変わった風と降雨の影響で前日とは全く異なるコンディションとなった2日目。初日ノーボギーの「64」で2打のリードを手にしたペリーは前半、17番まで1バーディ、1ボギーと伸び悩むも、その後の18番、そして後半の5番とパー5できっちりスコアを伸ばし、3バーディ、1ボギーの2アンダー70。2日間通じてパーオン失敗はわずか1度と、グリーンをとらえる正確なショットが光った。

　順位は変わらずもペリーとの差を1打に縮めたランガーは4バーディ、1ボギーの3アンダー69でホールアウト。好位追走から2月以来の今季2勝目へ、ムービングサタデーで逆転となるか。その他上位は、ランガーと同じ通算9アンダーにビリー・アンドレード（米）。通算8アンダー4位タイにレギュラーツアー3勝でシニア初勝利を狙うジーン・ソアーズ（米）ら3人が続く。

　そのほか、今季2勝目を目指すエステバン・トレド（メキシコ）やラリー・マイズ（米）、コリン・モンゴメリー（スコットランド）らが10位タイ。同ツアーメジャー初参戦のジョン・デイリー（米）は連日の「70」で通算4アンダー16位タイにつけた。また、昨季覇者のジェフ・マガート（米）は「73」とスコアを落とし、通算3アンダー26位タイに順位を下げている。