シニアメジャー第2戦　日本からは13年王者・井戸木ら4人が挑む

　米チャンピオンズツアー今季メジャー第2戦のシニアPGA選手権が現地時間26日、ミシガン州のザ・ゴルフクラブ at ハーバー・ショアーズで開幕。日本からは2013年大会で日本人初の海外シニアメジャー制覇を成し遂げた井戸木鴻樹のほか、室田淳、米山剛、崎山武志が出場する。

　前週のリージョンズ・トラディションに続くメジャー2連戦。歴代覇者として臨む井戸木はシーズン初戦（23位タイ）以来の今季2戦目となり、昨季予選落ちの雪辱を狙う。昨季日本勢トップの22位タイに入った室田や、2週前の国内シニア戦で連覇を飾った崎山らとともに上位争いに食い込めるか。

　ディフェンディング・チャンピオンのコリン・モンゴメリー（スコットランド）は大会3連覇を目指す。同じコースで開催された2013年大会では4打差の快勝を収めており、相性の良さは証明済み。賞金ランキング現在1位のベルンハルト・ランガー（独）らとの差を詰めるためにも、1998年のヘイル・アーウィン（米）以来となる偉業達成で今季初勝利といきたいところだ。

　また、賞レースで後続を突き放したいランガーにとっては2週連続のメジャーVをかけた戦いとなる。前週の今季メジャー初戦を6打差の圧勝で制しただけに、パワーランキング（優勝予想）もやはり1位の大本命。待ったをかけたいモンゴメリーや今季3勝のウッディ・オースティン（米）らは厳しい戦いとなりそうだ。そのほか、大会2勝の66歳、トム・ワトソン（米）や今季シニアデビューのジョン・デイリー（米）らも大会を盛り上げる。