岩田、56位タイで最終日へ　J.スピースが地元での優勝に王手

　米男子ツアーのディーン＆デルーカ招待が現地時間28日、テキサス州コロニアルCCで順延となっていた第2ラウンドと第3ラウンドの競技を終了。岩田寛は第3ラウンドを1オーバー71で回り、通算1オーバー56位タイで最終日を迎えることとなった。

　第2ラウンドを再開させた7番でボギーを喫した岩田は、9番でもスコアを落とすも、11番から連続バーディを奪取するなど、第2ラウンドは1アンダー「69」でホールアウト。44位タイから出た第3ラウンドでも順位を上げたいところだったが、インスタートの前半を1バーディ、1ボギーのイーブンパーで折り返すと、バックナインでは5番パー4でティーショットを右に曲げてダブルボギーを喫するなど1オーバー。トータル、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容でホールアウトとなった。

　一方、世界ランキングNo.2のジョーダン・スピース（米）は、トップと1打差の3位タイから出ると前半を3バーディ、後半でも16番までに3つスコアを伸ばすなど、6バーディ、1ボギーの5アンダー「65」と猛チャージ。通算12アンダーで単独首位に立ち、地元での今季2勝目に王手をかけた。

　通算11アンダー2位タイには、ライアン・パーマー（米）とウェブ・シンプソン（米）。パトリック・リード（米）は通算7アンダー9位タイとなっている。チャール・シュワーツェル（南ア）、クリス・カーク（米）らがトップと6打差の13位タイにつけるほか、今季2勝のアダム・スコット（豪）は通算2オーバー63位タイに沈んでいる。