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金庚泰が早くも今季3勝目 今平、谷原、市原らが全英切符つかむ

2016/05/29 16:17
金庚泰が早くも今季3勝目 今平、谷原、市原らが全英切符つかむ

 

 国内男子ツアーの〜全英への道〜 ミズノオープンが29日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で最終ラウンドの競技を終え、前日首位タイの金庚泰(韓)が通算11アンダーに1つスコアを落としながらも逃げ切り優勝。上位4名に与えられる全英オープン出場権は今平周吾、市原弘大、李尚熹(韓)、谷原秀人が手にした。

 今季すでに2勝を挙げて賞金ランキング首位を走る金は、終盤までスコアカード通りのプレーで我慢を続けるも、15番で耐え切れずボギーの苦しい展開。しかし、この時点で首位に並んでいたマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が上がり3ホールで2つスコアを落としたうえ、後続も金を追い上げ切れず。16番からパーを並べ続けた昨季賞金王が、国内開幕戦での初勝利から出場4試合で早くも3勝目を収める結果となった。

 通算10アンダー2位タイに続いたのは今平と市原、李の3人。2打差3位タイから出た今平は2バーディ、2ボギーのイーブンパー72で海外メジャー初参戦を決めている。また、6打差9位タイから浮上した市原は5バーディ、1ボギーの3アンダー69で今平と同じくツアー初勝利には届かなかったが、全英切符獲得という大きな成果を手にしている。

 また、金が昨季賞金王の資格ですでに全英オープン出場資格を満たしているため、通算9アンダー5位タイに並んだ4人で最も世界ランキングの順位が高い谷原の全英行きが決定。すでに同大会出場権を持つ小平智のほか、ツアー2戦目の高柳直人、ヘンドリーも5位タイにつけていたものの、同選手らは上位4名の枠に食い込むことは出来なかった。

 その他上位は、通算8アンダー9位タイに片岡大育と永野竜太郎。昨季覇者の手嶋多一は通算イーブンパーで、賞金ランキング2位の池田勇太らと同じ32位タイで大会を終えている。

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