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室田、終盤崩れるも19位タイ R.メディエートがメジャー完全優勝

2016/05/30 11:33
室田、終盤崩れるも19位タイ R.メディエートがメジャー完全優勝

 

 米チャンピオンズツアーの今季メジャー第2戦、シニアPGA選手権が現地時間29日、ミシガン州ザ・ゴルフクラブ at ハーバー・ショアーズで最終ラウンドの競技を終了。ロッコ・メディエート(米)が大会記録となる通算19アンダー「265」で完全優勝を果たす中、25位タイから出た室田は通算7アンダー19位タイに順位を上げて大会を終えた。

 前日の「66」で67位タイから25位タイに急浮上していた室田。6バーディ、4ボギーの2アンダー69で回った最終日は、前半9番からの3連続バーディなどで一時4アンダーに乗せるも、上り2ホールで立て続けに落とす悔しい幕切れとなった。それでも、初日88位タイと出遅れたことを考えれば、カットライン上での予選突破から大健闘の週末だったと言えるだろう。

 ツアー3勝目を挙げたメディエートは、初日にコースレコードタイの「62」を記録すると、「66-71」を挟み、最終日も6バーディ、1ボギーの「66」とほぼ完ぺきな内容でフィニッシュ。サム・スニード(米)の「268」(1973年)を3打更新する圧巻のプレーで、1991年大会のジャック・ニクラウス(米)以来25年ぶりの完全優勝を達成している。

 3連覇を狙ったコリン・モンゴメリー(スコットランド)は「67」の好スコアで回り、通算16アンダーと昨年までの大会記録に並ぶトータルでホールアウト。しかし、それでもメディエートには3打及ばなかった。また、メジャー全5大会制覇を狙ったベルンハルト・ランガー(独)も「67」をマークし、通算13アンダーとさらに3打及ばずの3位タイ。そのほか、予選を突破したもう一人の日本勢、崎山武志は1オーバー72のラウンドで通算1オーバー51位タイとなった。

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