ツアーニュース

松山、巻き返せず今季2度目の予選落ち 岩田は「67」で決勝Rへ

2016/06/04 08:53
松山、巻き返せず今季2度目の予選落ち 岩田は「67」で決勝Rへ
今季2度目の予選落ちとなった松山英樹。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントが現地時間3日、オハイオ州ミュアフィールド・ビレッジGCで第2ラウンドの競技を終了。松山英樹はオーバー73で回り、通算3オーバー103位タイで予選落ちとなった。

 初日に「74」の105位タイと大きく出遅れていた松山だったが、この日もインスタートの10番でボギー発進。12番、15番ではバーディを奪ったものの、17番パー4では約3メートルのパーパットを外して再びボギーとし、前半はイーブンパーで折り返す。後半に入っても2番、4番でスコアを落とす苦しいプレーを強いられ、バーディは6番の1つのみ。トータル3バーディ、4ボギーで2日連続のオーバーパーでホールアウト。今大会は2年前にツアー初優勝を飾ったトーナメントだったが、今年1月以来となる今季2度目の予選落ちとなった。

 一方、107位タイから出た岩田寛は4番までパープレーが続いたあとの5番から、ショットが冴えて5連続バーディと猛チャージ。9番パー4では2打目ををグリーン左のバンカーに入れたが、3打目を直接カップに沈めた。さらなるバーディラッシュに期待が集まった後半9ホールはスコアカード通りのプレーに終わったが、ノーボギーの5アンダー67でラウンドし、通算2アンダー62位タイで決勝ラウンド進出を決めている。

 リーダーボードのトップは通算12アンダーまでスコアを伸ばしたブレンダン・スティール(米)とマット・クーチャー(米)。1打差の3位タイに今季1勝のエミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)とゲーリー・ウッドランド(米)がつけている。初日トップのダスティン・ジョンソン(米)は5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1アンダー71と伸び悩み、通算9アンダー5位タイに後退している。

 世界ランキングNo.1のジェイソン・デイ(豪)は1アンダー71で回る、通算7アンダーで同No.3のローリー・マキロイ(北アイルランド)、フィル・ミケルソン(米)らと並び12位タイ。連勝を狙うジョーダン・スピース(米)は、前半こそイーブンパーに終わったが、後半で13番からの3連続を含む4バーディ。通算6アンダー22位タイと週末へ向かうこととなった。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 松山、巻き返せず今季2度目の予選落ち 岩田は「67」で決勝Rへ
×