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アンチ高反発ドライバーの理由

高反発ドライバーがいまだに発売される現状

ここ2年くらいで、色んなメーカーからルール基準値以上の反発性能をうたった、いわゆる高反発ドライバーが発売される事が多くなりました。

2008年から反発係数のルール規制が入ったのですが、それから6年経っても脈々と発売されているわけです。ルール規制以前の時代は、ヘッド体積が400cc以下のものも多かったので、改めて現代の技術で460ccクラスの高反発ドライバーを作ると、かなりの性能が期待できます。

大型ヘッドのほうが、フェース面を広く大きく使えるので、チタンフェースのたわみ効果をより多く使えます。ミスにも強くなりますね。

高反発ドライバーを発売しているメーカーさんもそこにニーズがあるから投入しているわけです。10万円を超える高額なドライバーも多いですが、買ってでも飛距離が欲しい人は少なくありません。

僕も以前は、力が落ちてきた年配ゴルファーがプライベートで使うには、まあいいんじゃないかと思っていました。そもそもこのルール自体に疑問があったこともあります。飛距離を左右するのは反発性能だけでないので、飛距離抑制にあまり効果がないのではないかと感じていました。

高反発ドライバーに反対する理由

しかし、現在は高反発ドライバーの販売も購入もやめるべきだと考えています。
理由は、端的に言って、コスずるい感じがするためです。それはゴルフの精神とは違うんじゃないかと。

ズルいなと感じる点はいくつかあります。

まず、高反発ドライバーは判別しにくい事があげられます。
50インチの長尺ドライバーであれば、見てすぐに違反とわかりますが、高反発はそうはいきません。

音だけで、高反発ドライバーを判断できると豪語する方がいると聞いたことがありますが、現実的には無理でしょう。音は技術的に調整可能です。

プレー前に、R&Aの適合クラブリストを見てチェックすることなど普通はないわけですから、黙って高反発を使えばそのまま使えるわけです。そこには、ルールを守っている人を出し抜いて飛ばそうという邪念が感じられます。


そして、なんとなく高反発まわりで聞く話が、あまりスマートでないのもズルく感じる理由です。
例えば、フェース面を研磨して薄く仕上げる「高反発加工」。もともとのヘッド自体が、それぞれに意図をもって重心設計をしているわけですが、そんなことに頓着せず、フェースを薄くして反発係数をあげたところで、クラブのトータルの性能は向上するはずはないのです。「高反発」という言葉の響きがセールス的に大事なんですよね。

ルール内でも、あるメーカーでは、R&Aに提出するヘッドだけ、反発の低いものを提出したりするといいます。場合によっては素材を変えるところもあるとかないとか、聞きます。噂レベルですけど。
事実関係は別として、高反発にはこういうズルい感じの話が、ついて回ることが多いのです。

そして、一番嫌な気持ちになるのは、なによりもルールを順守しようとする精神がないことです。

例えば、バンカーでソールしたら2罰打です。
見つからないから、咎められないからといって、バンカーでソールして打ち続けたとして、仮に良いスコアが出たとしても、それはゴルフといえるでしょうか。

OBしたら、1罰打で打ち直しです。例外はありません。
前進ティー4打目はあるかもしれませんが(笑)
ルールを守らず、1罰打を付加せずにプレーしたとして、果たしてゴルフは楽しいでしょうか。

ルールに違反する高反発ドライバーで、仮に距離が出たとしても、それはOBで1打罰していないのと同じで、ルールを守らないプレーに意味があるのかなと感じます。そのあたりが、ゴルフの精神に反するのでは?と考える理由です。

試合でないプライベートのゴルフでも、バンカーではソールしないし、OBしたら1罰打するわけで、なぜ高反発ドライバーも例外ではないのではと感じます。

それに、高反発を使ったからと言って、劇的に飛距離が伸びるかどうかはなんとも言えません。初速が上がれば、飛距離は出ますが、スピン量が増えるとかえって飛距離ロスすることも少なくないでしょう。高反発で飛距離が伸びたといっている人の半分以上が、プラシーボ効果ではないかと僕は訝ってます。

話に聞くと、中国や韓国でのニーズも高いらしいです、高反発。
それ用に作っているメーカーもあるとか。彼の国には果たしてルール遵守の文化があるのかどうか。

まあ、僕もボールの銘柄をラウンド中に変えたりしているので、偉そうなことは言えません。
アマチュアゴルファーでも楽しめるような、例えばローカルルールを設定するとかするといいと思いますね。

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コメント(5)

にん :

んなもん別にいいジャン
歳を取って飛ばなくなった人が、
もうゴルフつまらないなと思ってゴルフから遠ざかるより
少しでも飛ばしたいって思いで高反発クラブ買って
たまのラウンドで自分の納得するスコアで回って
楽しい1日が過ごせれば
誰もが競技やスコアを競っているわけじゃない
色んな人がそれぞれに合ったゴルフライフを楽しめばいいんじゃないの?

長々書いてますが、ただの嫉妬心でしょ?
他人のがどのクラブ使っていようが、それで自分のスコアに影響するの?

通りすがり :

反対する意味がわかりませんね!
ゴルファーは全て距離を求めます。
自分勝手なルールを決めるゴルフ業界に不信感を抱きます。
それを擁護するゴルフショップはなおさら不信感を抱いてしまいます。
通りすがりでした

jijy :

プロの使ってるドライバーって市販製品と同じだと思ってる?
ゴルフクラブのスポンサーが付いてるプロゴルフャーはルール内ギリギリまで研磨した(越えてる場合もあるかも)ドライバーを提供されてるし、市販製品は製作時のバラツキを考慮して反発係数が低めに作られてるのが現状でしょ。
プロが使ってるドライバーは研磨とは言わずにプロ仕様って言ってるだけです。
ズルでもルール違反って拘ることより、素人が遊びで楽しむだけなら自由でしょ。

偏重心くん :

視野が狭い記事といわざるを得ない
こんなことだからゴルフは衰退するしゴルフ場も潰れまくる
高反発大いに結構、シャフトも素人用にはフェースど真ん中に刺してある
違反クラブでも構わない ゴルフ場はそんなクラブでプレーするなと
絶対言いませんよ? 真ん中に刺してあればそのぶん飛ばないが
初心者が温泉ついでにその日からグランドゴルフのように楽しめる。
門戸を広げないとねえ

低反発くん :

スポーツの中で「審判」もしくは「レフリー」が居ないのは、唯一ゴルフだけなんです。
それは、ゴルファー自身が審判をも兼ねられる「紳士」だと思うからです。
何でもありにするのは大反対です。
いくら競技じゃないといわれても、ルールはルール。
違反クラブをゴルフ場に持ち込む事も駄目だと言っていたのに、、、、です。

管理人様が言われる通り、「バンカーではソールしないし、OBしたら1罰打するわけで」は、全く同感です。
何でもOK、どれでもOKなら、もうゴルフと言えません。
それらの線引きは、「賛成派」の方はどうなんでしょう?

ただ、私は「高反発」のドライバーにだれでも判るマークでも有れば、私も賛成かも、、、
せめて、それをメーカーに守らせたいです。

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プロフィール

マルコ

ゴルフ大好き事情通が、国内外で見聞きしたゴルフ話をこっそり語るブログ。クラブは、自分にマッチしたものを選ぶのが大切だが、自分の好きなものを選ぶというのも大切というスタンス。

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