- レフティシン(8)
- 年齢:54歳
- 性別:男性
- ゴルフ歴:16年〜20年
- 平均ヘッドスピード:41m/s〜45m/s
- 平均スコア:80〜84
- 平均ラウンド数:月に2回は行きます
レフティーです。
レフティーですが、選択の狭さから脱却しようとあがいた結果、パターに関してはクロスハンドの右打ちもできるようになってラウンドもしてます。結果左打ちとそんなに変わらないアベレージになってしまっています(33-36)。
パッティングはフォローからは必ずまっすぐテークバックが出るので、ボールを打つときにテークバック→フォロー→テークバック→インパクトすれば良いのです。→自分でもマジわけわからないのですがそうなんです。
ところでこれは、ツアー優勝経験のある女子プロとラウンドしているときに、その人がスコスコ入れていたパターで、帰りに千葉の東金の二木ゴルフで安売りしていたので吸収してしまいました。
その場で33inにカットしてグリップは一回抜いてそのまま入れてもらいました。圧縮空気で抜くツールがあるお店はやってくれますし、案外ガソリンしこたま入れハンドで抜いてくれるクラフトマンもいますのでグリップは切り裂かなくても再利用できる場合が多いです。一回、聞いてみてください。結構やってくれますよ。つか大抵できるのでできませんというクラフトマンはレベルが低いと思って良いです。もちろんグリップの構造上切り裂かないとダメなモノもあるみたいですけど。
このパターはトルクバランスパターというヤツでパターの重心点を指に乗せるとToeが天井を向きます。オデのToeUpはその最たるもので本当にまっすぐToeが天井を指します。が、このパターは完全には指さないバランスになっています。
当の女子プロ曰く、このバランスが自然なIn to inストロークのバランスに合っているそうです。
結果ソールのヒールの部分がグバっと削り出されて空洞になっているのが特徴です。またどこにあたっても順回転を与えてくれる、小さなピンが精密にたくさん埋め込まれているフェースも打感は良いです。
ワタクシ、なぜかこういう変態が作ったパターが好きなんですよねー。
デシャンボー先輩も今のsikの前はこのメーカーのブリックというモデルを使っていたんじゃないかな?
このフェースは「芯硬、カバー柔らかボール」「芯柔、カバー硬ボール」両方になぜか対応する不思議なシロモノです。なんでだかわからない。クラフトマンの気合なんですかね。
このパターには優れたところが2つあって
1、ヘッドの仕上げが工業製品のレベルではない異常に丁寧。
サテン仕上げなのですが、極限まで面を滑らかにしてメッキしているので追加でちゃんとした油性塗料でラインを塗ってもツルツル滑って定着しないです。キャメロンの3つぐらい多く工程かけてます。結果普通に使えば傷つかないし、多分それくらいデリケートなバランスで製作しているんだぞという、メーカーの想いが伝わってきます。
2、バランスとフェース
これは前述した通り。
で、ワタクシは勢いでつるしで買ってしまってひっかけてしまうのですが、これライ角を合わせるとすごいパターになると思います。この独自の丸いグリップも気持ちいい。
ワタクシは現状練習用として機能していますが、オデやキャメにはない変態的クラフトマンシップに基づいて作られていますのでそこら辺にトキメク人にぴったり。