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松山、スコア落とし24位T終戦 D.ジョンソンが逃げ切り今季3勝目

2016/09/12 09:01
松山、スコア落とし24位T終戦 D.ジョンソンが逃げ切り今季3勝目
最終日にスコアを落とし24位タイとなった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦 BMW選手権が現地時間11日にインディアナ州のクルックド・スティックGCで最終ラウンドの競技を終え、前日首位のダスティン・ジョンソン(米)が今季3勝目をマーク。松山英樹は通算6アンダー24位タイに順位を下げて大会を終えた。

 前日の「69」で9位タイに浮上していた松山。さらなる上位を目指した最終日は、前半8番までに3ボギーと序盤でつまずくも、バンカーにつかまった9番のチップインバーディから3連続バーディでバウンスバック。10番では7.5メートルを沈めるなど終盤の巻き返しが期待されたが、以降はバーディを奪えず、15番パー5で4オン3パットのダブルボギーを叩き「74」で後退となった。フェデックスカップ・ポイントランキングは17位に1つ下げて最終戦へ向かう。

 後続と3打差の首位から出たジョンソンは、前半3番で1オーバーとしてポール・ケイシー(英)に並ばれたものの、そこから3アンダーに持ち直しトップで折り返すと、後半も2つ伸ばして逃げ切り優勝。1イーグル、6バーディ、3ボギーの「67」で自身初のシーズン3勝目をつかみ、ポイントランク首位に躍り出た。惜しくも勝利を逃したケイシーは通算20アンダー2位となっている。

 その他上位は通算17アンダー3位にロベルト・カストロ(米)、通算12アンダー4位タイにアダム・スコット(豪)、チャール・シュワーツェル(南ア)、マット・クーチャー(米)、J.B.ホームズ(米)らが入った。昨季年間王者のジョーダン・スピース(米)は通算11アンダー9位。シリーズ第2戦を制したローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算3アンダー42位タイで4日間を終えた。

 最終戦進出へ当落線上の戦いを続けていたリッキー・ファウラー(米)は通算1オーバー59位に終わり、ポイントランク31位でシーズンを終了。一方、この日腰の負傷により途中棄権を余儀なくされたジェイソン・デイ(豪)は、ポイント獲得ならずも同ランク4位と年間王者への好位置を維持している。なお、同5位以内の選手は最終戦の優勝で他選手の結果に関わらず年間王者の座をつかめる。

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