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ケガの功名? B.ピータースが暫定首位スタート

2011/01/07 11:59
ケガの功名? B.ピータースが暫定首位スタート

 

 欧州ツアーの2011シーズン第3戦で新年初戦となる大会、アフリカ・オープン(南ア、イースト・ロンドンGC)は現地時間6日に第1ラウンドの競技を行ったが、早朝からの濃霧のためスタートが遅れ、全員ホールアウトできずに日没サスペンデッドとなった。

 ホールアウトした選手の中では、7アンダー66をマークしたブランドン・ピータース(南ア)が暫定首位。そこから4ストローク以内に37人がひしめく大混戦となっているが、頭ひとつ抜け出したピータースはこの日故障を抱えてのプレーだった。

 南アフリカのサンシャインツアーで4勝の実績があるピータースだが、昨年末は欧州ツアーのQスクール行きを余儀なくされ、その帰りに飛行機の搭乗口で転倒しひざを負傷してしまった。それでも出場したクリスマス直前の南アフリカ・オープンで故障を悪化させ、年が明けた今大会も傷が癒えない中での強行出場となった。「2週間何もしなかったよ。南アフリカ・オープンの後はひざを休ませていたんだ。新年になって練習場に行ったら自分が“サビ”ついているのを感じたよ」と話していた34歳だが、この日は自分でも驚くようなプレーぶりで暫定ながら単独首位スタートを切った。

 ピータースと1打差の暫定2位タイにブランデン・グレイス、ジャコ・ヴァン・ジルの地元南ア勢2人と、マイルズ・タニクリフ(英)、フレデリック・オールソン(スウェーデン)ら計6人が続いている。ディフェンディング・チャンピオンのチャール・シュワーツェル(南ア)は4アンダー69で暫定14位タイ。昨年の全英オープン覇者ルイス・ウーストハウゼン(南ア)は3アンダー70で暫定25位タイにつけているが、全米オープン2勝を誇るレティーフ・グーセン(南ア)は2オーバー75で暫定113位と大きく出遅れた。

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