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池田が『68』でトップ10圏内浮上

2010/03/13 20:54
池田が『68』でトップ10圏内浮上

 

 日本勢唯一出場の池田勇太がトップ10圏内に浮上した。

 WGCシリーズ今季第2戦のCA選手権は世界のトッププレーヤーを一堂に会し、フロリダ州のTPCブルーモンスター at ドラルを舞台に現地時間12日、第2ラウンドの競技を行い、初日17位タイにつけていた池田が6バーディ、2ボギーの4アンダー68をマーク。通算5アンダーまでスコアを伸ばし、首位のアーニー・エルス(南ア)に5打差の7位タイまで順位を上げた。

 ワールドランキングの上位者のみなどが出場を許される超エリートフィールドにも、昨年国内ツアーで賞金ランク2位に入っている池田は臆することなく果敢なプレーを貫いた。大会前「トップ10に入る勢いで頑張りたい」と意気込みを語っていたが、その目標達成がこれで現実味を帯びてきた。

 何といってもこの日はドライバーが好調。フェアウェイキープ率86パーセントと方向性が安定し、グリーンを狙うショットの精度=パーオン率も 78パーセントとアイアンのキレ味も鋭かった。しかもグリーン上でも狙ったところにきっちりパットを打てているとくれば、スコアメイクはお手のもの。

 今大会は予選落ちがなく、その意味でも池田の思いきりの良さが発揮できる条件が整っている。だが本当の戦いは3日目以降。ビッグネーム相手に池田がどこまで上位に喰らいついていけるか注目だ。

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