宮里藍さん、松井秀喜さんから授かった金言を渋野日向子へ

　14日、サントリーホールディングス株式会社は2月より渋野日向子と所属契約を結ぶと発表。都内にて記者会見が行われた。

　会見には同社所属の宮里藍さんも登場し、トークショーでは渋野に金言を伝える場面も。

　その金言とは宮里さんが渡米前、メジャーでも活躍した元プロ野球選手の松井秀喜さんから授かったもの。

「（金言が）励みになったので引き継いで欲しいと思います。松井さんは自分の中で変えなくていいものと、変えるもののタイミングの見極めが重要だと仰ってくれました。

　自分の良さやこれから成長しないといけない部分、本当に変化が必要なのか、自分の良さを殺してまでやる必要があるのか。海外に行くと多種多様な選手がいて、引っ張られがちになったり、コースに対応できなくて悔しい思いをすると思います。

（しかし渋野は）まだ2年目なので挑戦者であり続けて欲しいですし、強気のゴルフを日本であれアメリカであれ貫いて欲しいと思います」

　渋野は2021年から米ツアーに本格参戦すると明言している。キッカケは昨年の日本女子オープンだ。

「（畑岡）奈紗ちゃん、ユ・ソヨンさんと回って世界の差を感じましたが、世界に行きたいという思いがありました」と明かし、「（アメリカに）早く行くべきかなと思いましたが、日本で1年間プレーしてレベルアップしてから行って、奈紗ちゃんや藍さんに追いついて、追い抜けるように頑張りたいです」と2020年は全英女子オープンを含め海外の試合にも参戦するが、主戦場は日本となる。