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首位争いは7人が並ぶ混戦に 今田は久々の予選突破!

2011/04/16 11:23
首位争いは7人が並ぶ混戦に 今田は久々の予選突破!

 

 米男子ツアー、バレロ・テキサス・オープン(テキサス州、TPCサンアントニオ)は現地時間15日、第2ラウンドの競技を終了。強風が吹き荒れるタフなコンディションに上位のスコアが伸び悩み、通算3アンダーとしたジェフ・オギルビー(豪)、リッチ・ビーム(米)、ケビン・サザーランド(米)、ブラント・スネデカー(米)、チャーリー・ホフマン(米)、ケビン・チャペル(米)、ブレンダン・スティール(米)の7選手が首位に並ぶ大混戦の様相を呈している。

 首位に7人がひしめく大混戦の中、連覇を狙うアダム・スコット(豪)はスコアを落としながら優勝戦線に踏みとどまった。初日68をマークし3位タイの好発進を切ったスコットだったが、この日はボギーが先行する苦しい立ち上がりとなり、2オーバー74の不本意なラウンド。それでも前日の貯金が効いて通算2アンダーは首位グループに1打差の8位タイに踏ん張ったが、第1ラウンドトップタイのスチュワート・シンク(米)とJ.J.ヘンリー(米)は、ともに6オーバー78と崩れ、通算1オーバーの29位タイに後退している。

 ディフェンディング・チャンピオンのスコットは、「全体としては悪くない」とスコアを崩したものの落胆した様子はない。「時折突風が吹いたので、本当に芯を食ったショットでなければ、風の影響を受けて思ったところに飛んでくれなかった。グリーンも堅くてちょっとしたミスがすぐにボギーにつながってしまう。ところどころルーズなショットもあったけど、悪いラウンドではなかった」と、自身のラウンドに一定の満足感を示した。

 同じく首位に並んだホフマンは言う。「誰が勝つかは週末の風次第。風がなければ優勝には11、12アンダーくらい必要だろう。でも吹いたらジリジリするような混戦が続くはず」

 一方、ここ4試合棄権と予選落ちが続いていた今田竜二は、10番スタートの前半に5つボギーを叩き(1バーディ)、またしても予選落ちの危機に見舞われたが、後半をアンダーパーで回り通算3オーバー57位タイでフィニッシュ。2月のフェニックスオープン以来、約2か月ぶりの決勝ラウンド進出を決めた。誰が勝ってもおかしくない展開だけに、週末の頑張り次第では今田にも上位進出の可能性がある。

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