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L.ウェストウッド誕生日Vに王手!

2011/04/24 12:39
L.ウェストウッド誕生日Vに王手!

 

 アジアンツアーのインドネシアン・マスターズ(インドネシア、ロイヤルジャカルタGC)は現地時間23日、雷でサスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行い、リー・ウェストウッド(英)が世界ランク2位の貫禄を見せつけ後続に5打差をつけ独走態勢に入った。

 最終ホールをボギーとしたものの、第3ラウンドを6アンダー66の好スコアでホールアウトしたウェストウッドは通算16アンダーまで伸ばしアジアンツアー初優勝に王手をかけた。世界各国で通算30勝以上を挙げているウェストウッドだが、日本以外のアジアでは未勝利。しかも24日は本人にとって38歳の誕生日。

 2月に17週間守ってきた世界No.1の座をマーティン・カイマー(独)に譲ったが、今大会でバースデーVを飾り、もしアメリカでルーク・ドナルド(英)が優勝を逃した場合、ウェストウッドが再び世界ランク1位の座に返り咲くことになる。勝てばまさに二重、三重の喜びが待っているというわけだ。

「パッティングの調子がすこぶる良い。入りそうなイメージがあるから自信を持って打てている。こういう状況は何度も経験しているし、あまり気持ちを先走らせずほどほどに優勝を狙いたい。ここには勝つために来ている。世界ランクは勝てば後からついてくる」(ウェストウッド)

 その他上位は5打差の2位タイにヒョンビン・パーク(韓)とティチヒュン・チャイプラコング(タイ)が続き、通算10アンダー単独4位に日本でもお馴染みのプラヤド・マークセン(タイ)がつけている。果たしてウェストウッドの独走を阻む者は現れるのだろうか?

 日本勢は初日大きく出遅れながら第2ラウンドで盛り返した内藤寛太郎が第3ラウンドも1アンダー71にまとめ、通算1アンダー27位タイに順位を上げたが、清田太一郎、土山大介の2人は予選で姿を消している。

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