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石川、池ポチャ6度で撃沈! まさかの最下位タイ発進

2011/08/12 10:53
石川、池ポチャ6度で撃沈! まさかの最下位タイ発進
全米プロゴルフ選手権初日。前週のWGC-ブリヂストン招待では優勝争いを演じた石川遼だったが、この日は6度の池ポチャを叩き最下位発進。予選突破は絶望的になった。(写真提供:AP/アフロ)

 

 米男子ツアー今季メジャー最終戦、第93回全米プロゴルフ選手権(ジョージア州、アトランタ・アスレチックC)は現地時間11日、第1ラウンドの競技を終了。前哨戦であるWGC-ブリヂストン招待で優勝争いを演じて今大会に臨んだ石川遼だったが、初日は6度の池ポチャでまさかの最下位発進となった。

 石川はスタート直後の11番でいきなり池に入れてダブルボギーを叩くと、15番でも池に捕まってトリプルボギー。さらに17番、18番も連続ダブルボギーとし、前半だけで10オーバーと大乱調のスタート。折り返しの1番をパーとして少し落ち着いたかに見えたが、2番をボギーとすると、3番、4番で再び連続ダブルボギーを叩き、結局この日は2ボギー、5ダブルボギー、1トリプルボギーの15オーバー85で最下位の155位タイに沈んだ。

 後半の4番までに15オーバーに達した際には、ゲーリー・キャンベル(米)が1977年に作った同大会第1ラウンドのワースト記録、『94』を塗り替えるのではないかと関係者の間で囁かれたが、5番からの5ホールをスコアカード通りに切り抜け、なんとか15オーバーのままホールアウトした。出場156人中のワーストスコアで、クラブプロのブライアン・ケアンズ(米)と並ぶ155位タイに沈み「こんなに池に入れたのはたぶん初めて」と唇をかんだ石川だが、まだまだ希望は捨てていない。「今日は自分の技術的な問題。最後の5ホールでスイングが戻ってきた。明日は18ホールいいスイングをしたい。目標? 18ホール全部でバーディーを取りたい」と、しっかりと前を見据えていた。

 首位は7アンダー63でプレーしたスティーブ・ストリッカー(米)で、2打差でジェリー・ケリー(米)が追う展開。他の日本勢も今ひとつの初日で、平塚哲二が2オーバー72で59位タイ、池田勇太、藤田寛之が3オーバー73で78位タイ、今田竜二が5オーバー75で108位タイ。いずれも2日目以降の巻き返しが必要だ。(STATS-AP)

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