タイガーが日本でチャリティイベントに参加

　タイガー・ウッズ（米）が1日、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で行われた東日本大震災復興支援チャリティイベントに出場。古閑美保、諸見里しのぶ、北田瑠衣とともに、元世界ランキングNo.1の技を披露した。

　タイガーとのラウンドにテンションの上がった古閑から、白いスカートにサインを求められるなど歓迎ムードで迎えられたタイガー。ただ、タイガー自身は一昨年末以来勝利から遠ざかり、今年は米男子ツアーのプレーオフ・シリーズ最終戦、ザ・ツアー選手権の出場資格がなく、さらに今週上海で行われるWGC-HSBCチャンピオンズ（現地時間11月3〜6日／中国、シャーシャン・インターナショナルGC）にも出られないなど屈辱的な状況に追い込まれている。

　それでも、主将推薦でザ・プレジデンツカップ（現地時間17〜20日／豪州、ロイヤル・メルボルンGC）には米国チームの一員として出場する。これに関しては相手チーム主将グレッグ・ノーマン（豪）を始め、一部で批判が飛びかっているが、実力でこれを封じ込めたいところだろう。

　また、アジアアマチュア選手権連覇で2年連続のマスターズ出場を決めた松山英樹も、タイガーのプレーを観戦。そのプレーを食い入るように見つめ、さらにタイガーからアジアアマ優勝を握手で祝福され感激した様子を見せていた。