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WGCシリーズ最終戦 K.ブラッドリー、年間最優秀選手賞に向け単独首位発進!

2011/11/04 11:05
WGCシリーズ最終戦 K.ブラッドリー、年間最優秀選手賞に向け単独首位発進!
WGCシリーズ最終戦、全米プロ王者のK.ブラッドリーが単独首位発進。年間最優秀選手賞を争うL.ドナルド不在の中、タイトル獲得を目指し存在感を見せつけた。(写真提供:AP/アフロ)

 

 全米プロゴルフ選手権王者のキーガン・ブラッドリー(米)が、王者たちの戦いを引っ張っている。

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季最終戦、WGC-HSBCチャンピオンズ第1ラウンド(現地時間3日/中国、シャーシャン・インターナショナルGC)を7アンダー65でプレーしたブラッドリーは、フレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)、ボ・バン・ペルト(米)、アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)の3人に2打差の単独首位。米男子ツアーの賞金ランキング加算競技はすべて終了し、賞金王はルーク・ドナルド(英)に決定したものの、今大会終了後に延期されたプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)のタイトル候補者として、最高のアピールをしてみせた。

 タイトル争い最大のライバルであるドナルドは、第2子誕生のため今大会を欠場。投票締め切りは今大会終了後に延期されているだけに、ブラッドリーがここで勝てば最高の展開になるはずだ。

 前日の雨でやわらかくなったコースで、ノーボギーの光るプレーを見せたブラッドリー。ライバルのいない間にビッグタイトルを狙う最高のスタートに、終始笑顔だった。

 一方、欧州ツアー逆転賞金王を狙う全米オープン覇者、ローリー・マキロイ(北アイルランド)も、2アンダー70で18位タイと悪くないスタート。こちらも追いかけるのは欠場しているドナルドとあって、自分が頑張れば頑張っただけドナルドとの差を詰められる。「本当に大きなイベントだけど、自分はここでプレーできるだけでうれしい。ドナルドとの差を少しでも縮められれば…」と言葉は謙虚だが、闘志を隠そうともしなかった。

 日本勢は池田勇太がマキロイと同じ18位タイで、平塚哲二がイーブンパー72で39位タイ。藤田寛之と松村道央は、ともに2オーバー74で54位タイとなっている。

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