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ザ・プレジデンツカップ、4年後はアジア開催か!?

2011/11/08 12:14
ザ・プレジデンツカップ、4年後はアジア開催か!?

 

 2年に1度の米国 vs. 世界選抜(欧州除く)の戦い、ザ・プレジデンツカップがアジアで開催される可能性が出てきた。

 米国 vs. 欧州のライダーカップに対抗し、ライダーカップが行われない年に開催されるザ・プレジデンツカップ。現地時間17〜20日に迫っている今年の大会は豪州のロイヤルメルボルンGCが舞台となり、次回は“帝王”ジャック・ニクラウス(米)がホストを務める米男子ツアー、ザ・メモリアル・トーナメントが開催されているオハイオ州のミュアフィールド・ビレッジGCでの開催が決定している。

 米国と世界選抜のホームアンドアウェー方式で行われている同大会。豪州で行われる今年の大会には世界選抜チームの12人中、日本から石川遼、韓国から崔京周、Y・E・ヤン、金庚泰とアジアから4人が出場することもあり、取り沙汰されているのが今後のアジア開催だ。米男子ツアーのコミッショナーであるティム・フィンチェム氏は「我々はアジアにすごく興味を持っている」とコメントしており、まだ会場が決まっていない2015年以降のアジア開催が現実味を帯びてきた。

 候補は中国、韓国、日本だが、その中でもフィンチェム氏が興味を示しているのは韓国だ。「韓国勢はプレジデンツカップのチームに3人も入ってるし、選手育成に素晴らしいシステムを持っている。見るべきものがある」と話しており、現状では最有力のようだ。

 かつては米国内にとどまっていた米ツアーだが、グローバル化の波には逆らえないことや、米国内の不況などもありアジアに新たな市場を求めている。だが、先週行われたWGC-HSBCチャンピオンズは世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズなのに賞金ランキングに加算されないなど、取り扱いが他の試合と違うことでスポンサー側が不満を漏らすなど問題がないわけではない。課題は山積みの米ツアーのアジア進出。しかし日本を含めたアジアのゴルフファンには、実現すればトッププレーヤーたちに触れる最高の機会になるのは言うまでもない。(STATS-AP)

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