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全美貞が首位堅持 表純子4位タイ浮上!

2011/11/25 15:54
全美貞が首位堅持 表純子4位タイ浮上!

 

 国内女子ツアー今季最終戦となるLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは25日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日単独トップの全美貞(韓)がイーブンパー72で回り通算4アンダーで首位の座を守った。また、4位タイからスタートした表純子が1アンダー71をマークして通算1アンダーで3位タイにつけたものの、通算2アンダー単独2位には3アンダー69でプレーした宋ボベ(韓)が入り、2年連続賞金女王のアン・ソンジュ(韓)も同じく3アンダー69で回り通算1アンダー3位タイと、前日に続き韓国勢が上位を占めている。

 同大会で過去2勝を挙げている横峯さくらは、初日に6オーバー78の23位タイと出遅れると、2日目もさらにスコアを落としてしまった。アウトからスタートした横峯は3番、4番で連続ボギーを叩き2オーバーで折り返すと、後半でも2ボギー(1バーディ)を重ねて3オーバー75でホールアウト。通算9オーバーとなり順位も28名中25位タイと下位に沈み、今季公式戦最終戦の今大会で2009年以来のタイトル奪還は絶望的な状況となった。

 また、初日はイーブンパー72で4位タイにつけていた笠りつ子だったが、2日目に大きく崩れた。出だしの1番でボギースタートを切ると3番でバーディを奪うも、すぐさま5番でボギーを叩くなどスコアメイクに苦しみ1オーバーで前半を終える。後半も出だしの10番でダブルボギーを叩いてしまいスタートにつまずくと、15番、16番の連続ボギーでさらに2つスコアを落として5オーバー77のラウンド。通算5オーバーで15位タイまで後退している。

 苦戦が目立つ日本勢の中では、今季2勝を挙げている不動裕理が上位に進出。2オーバー74の12位タイからスタートすると、1番でバーディを先行させ、3番をボギーとするも8番でバーディを奪って1アンダーでハーフターン。10番でこの日3つ目のバーディを奪取するとその後はスコアカード通りのプレーとなるが、2アンダー70でホールアウト。藤本麻子、フォン・シャンシャン(中)、李知姫(韓)と並んで首位から4打差の通算イーブンパー5位タイと、逆転を十分射程にとらえる位置につけた。

 その他では、北田瑠衣、申ジエ(韓)が通算1オーバーで9位タイ。服部真夕とディフェンディング・チャンピオンの朴仁妃(韓)が通算3オーバーの11位タイ。さらには、有村智恵、大山志保が通算4オーバーで13位タイに続いている。

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