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石川、24位タイ後退… 高山忠洋が首位浮上! アマ松山は予選落ち

2011/11/25 16:57
石川、24位タイ後退… 高山忠洋が首位浮上! アマ松山は予選落ち

 

 国内男子ツアー、カシオワールドオープンゴルフトーナメントは25日、高知県のKochi黒潮カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。逆転賞金王に向け8位タイからスタートした石川遼だったが、1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75とスコアを崩し通算1オーバーの24位タイに後退した。

 初日単独トップの宮里優作はイーブンパー72で回り、通算7アンダーで単独2位に順位を下げ、代わって単独首位に躍り出たのは4アンダー68をマークし通算9アンダーまでスコアを伸ばした高山忠洋。一方で、アマチュアの松山英樹(東北福祉大)は通算10オーバー96位タイで決勝ラウンド進出を逃している。

 賞金ランク首位を快走するベ・サンムン(韓)が欠場している今大会。逆転で賞金王タイトルを奪取する為には、可能性の残された6選手にとってまずは今大会での優勝が必須。首位と5打差の8位タイと好位置からスタートした石川だったが、この日は苦しいラウンドとなった。

 出だし1番こそバーディを奪ったが、その後はスコアカード通りのゴルフを続け、8番で痛恨のダブルボギー。1オーバーで折り返すと12番、16番でボギーを叩き3オーバー75でホールアウトした。上位進出を狙った2日目だったが、首位と10打差の通算1オーバー24位タイと大きく順位を落とした。

 石川の他、賞金王への道が残されているのは賞金ランク3位の谷口徹、同4位の小田孔明、同5位の近藤共弘、同6位の武藤俊憲、同7位の久保谷健一の5人。その中では、6位タイからスタートした小田がイーブンパー72にスコアをまとめ通算3アンダー7位タイに留まり、谷口が1つスコアを伸ばして通算1アンダーで14位タイにつけ、なんとか上位戦線に踏みとどまった。近藤と武藤は、通算1オーバーで石川らと並ぶ24位タイで予選突破を果たしたが、久保谷は腰痛の為、前半終了後に棄権を表明している。

 この日単独首位に浮上したのは、今季開幕戦の東建ホームメイトカップ以来のシーズン2勝目を狙う高山。前半に3バーディ(1ボギー)を奪って勢いに乗ると、後半出だしの10番でイーグルを奪取。その後はスコアを伸ばせなかったものの、4アンダー68の好スコアをマークしてリーダーボードの最上段を射止めた。

 その他、首位と3打差の単独3位に上井邦浩、4打差の単独4位に小平智がつけ、さらに1打差の5位タイに田中秀道、諸藤将次が続いている。一方で、初日最下位に沈んだ19歳の松山は、5バーディを奪うも6ボギーを叩き、さらにスコアを1つ落として通算10オーバーで予選落ちを喫している。

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