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R.グーセン後半失速もV圏内2位タイ E.エルスは急降下

2011/11/27 12:04
R.グーセン後半失速もV圏内2位タイ E.エルスは急降下

 

 母国のナショナルオープンで昨年2位に終わった雪辱を期すレティーフ・グーセン(南ア)が優勝を狙えるポジションをキープした。

 南アフリカのサンシャインツアーと共催で行われている欧州ツアーのSAオープン選手権(南ア、セレンゲティGC)は現地時間26日、第3ラウンドの競技を終了。出だしの1番から3連続バーディを奪ったグーセンはその時点で単独トップに浮上。しかし上がり2ホール連続ボギーを叩くなど後半失速して1アンダー71。この日『65』の好スコアで単独トップに躍り出たヘニー・オットー(南ア)に3打差の通算11アンダー2位タイにとどまった。

「誰だって自分の国のナショナルオープンで勝ちたくないわけがない」と単独首位に浮上したオットーが言うように、欧州ツアー14勝のベテラン、グーセンも優勝の二文字はノドから手が出る程欲しいに違いない。特に昨年ライバルで親友のアーニー・エルス(南ア)に敗れ2位に甘んじているだけにその思いはひとしお。残り18ホール、42歳になった地元のヒーローが節目の15勝目を目指しティーグランドに上がる。

 一方、今大会でトップ3に入らないと来季のシード権(出場権)が危ない前日のトーナメントリーダー、スティーブン・オハラ(スコットランド)はスコアを2つ落とし通算9アンダー8位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンのエルスは、16番パー5でティーショットを池に入れ、続くショットもバンカーにつかまるなどまさかの『9』を叩いて4オーバー76と崩れ、通算2アンダーで前日の14位タイから53位タイに急降下した。

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