ツアーニュース

タイガー、2年ぶり優勝へ後続を3打リードで首位奪取!

2011/12/03 11:56
タイガー、2年ぶり優勝へ後続を3打リードで首位奪取!
タイガーが自らホストを務めるシェブロン・ワールド・チャレンジで単独トップ浮上! 2年ぶりの復活Vへ後続に3打差をつけた。(写真提供:AP/アフロ)

 

 自らがホストを務める大会でタイガー・ウッズ(米)が完全復活を印象づける快調なゴルフで単独トップに躍り出た。

 米男子ツアーの公式競技ではないものの、世界ランキングのポイント獲得対象となっているオフ恒例のチャリティイベント、シェブロン・ワールド・チャレンジは現地時間2日、カリフォルニア州、シャーウッドCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。2年以上勝星から遠ざかっているタイガーが5アンダー67をマークして通算8アンダーまでスコアを伸ばし、2位に並ぶマット・クーチャー(米)、崔京周(韓)に3打差をつけトーナメントをリードした。

 タイガーが36ホールを終えトップに立つのは先月の豪州ツアー、オーストラリアン・オープンに続く2試合連続。オーストラリアでは3日目に3オーバー75と自滅して優勝を逃したが、単独3位に食い込み今季のベストフィニッシュを更新した。その後ザ・プレジデンツカップでかつてのショットのキレを甦らせたタイガーはこの日も目の覚めるようなショットで2番と11番のパー5で2オンに成功し、2イーグルを奪うダイナミックなゴルフを展開。15番パー3でダブルボギーを叩いたものの他を寄せ付けない強さを見せつけた。

「欲しいのは4日目を終わって1番になること。2日目を終えてトップに立つのも悪くないけれど、4日目を終わってこの位置に居られるのが一番良い。調子は上向いている。リーダーボードのこの位置に居られることがそれを物語っている」と本人。ここ2年、出場26試合未勝利に終わっているとはいえ、ここのところの復調ぶりを見る限りタイガーの復活を信じない人はいない。「思い通りのナイスショットが所々出ている」と手応えを口にするタイガーが、昨年プレーオフでグラエム・マクドウェル(北アイルランド)に敗れた雪辱を果たし、勝利をものにするためには明日の第3ラウンドが勝負の鍵を握ることになりそうだ。

 その他、通算4アンダー4位タイにザック・ジョンソン(米)とハンター・メイハン(米)がつけ、通算3アンダー単独6位にリッキー・ファウラー(米)、通算2アンダー単独7位にジェイソン・デイ(豪)。今季ブレイクしたウェブ・シンプソン(米)は7オーバー79を叩き、通算8オーバーで出場18人中最下位に沈んでいる。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. タイガー、2年ぶり優勝へ後続を3打リードで首位奪取!
×