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前週逆転負けのA.キロス、欧州最終戦で雪辱果たし逃げ切りV!

2011/12/12 12:00
前週逆転負けのA.キロス、欧州最終戦で雪辱果たし逃げ切りV!

 

 ツアー屈指の飛ばし屋アルバロ・キロス(スペイン)が前週逆転負けの雪辱を果たし欧州ツアー今季2勝目を挙げた。

 現地時間11日に行われた欧州ツアー最終戦、ドバイ世界選手権最終ラウンド(UAE、フメイラー・ゴルフ・エステイツ)。後続に2打差の単独トップからスタートしたキロスは前半に3つのボギーを叩き、一時ポール・ローリー(スコットランド)に並ばれる場面もあったが、中盤以降調子を取り戻し1打リードで迎えた最終18番。長打力を活かして2オンに成功すると、12メートルのロングパットを捩じ込みイーグル奪取に成功。追いすがるローリーを突き放し2打差の勝利を飾った。

 前週のUBS香港オープンでは最終日を単独首位で迎えながらスコアを3つ落として自滅。ローリー・マキロイ(北アイルランド)に逆転負けを喫し悔しい思いをした。この日、前半ボギーがかさんだときには2週連続逆転負けという最悪のシナリオも脳裏に浮かんだが、最後のイーグルですべてのモヤモヤを吹き飛ばした。

 今大会は欧米両ツアー同時賞金王を目指すルーク・ドナルド(英)と逆転賞金王のチャンスにかけたマキロイとのタイトル争いばかりに注目が集まったが、28歳のキロスのダイナミックなゴルフも十分見応えがあった。

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