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元賞金女王の塩谷育代がツアー引退

2011/12/13 12:50
元賞金女王の塩谷育代がツアー引退

 

 1992年、95年と2度国内ツアー賞金女王に輝いた塩谷育代が、レギュラーツアーから引退することが明らかになった。

 国内女子ツアー通算20勝の塩谷も2人の子供の産休や年齢(現在49歳)もあり、しばらくシード権からも遠ざかっていた。今季は12試合に出場したものの、予選通過はわずかに2回。獲得賞金も45万6,000円にとどまり、賞金ランキング136位。今月2日まで行われていたファイナルQTにも出場したが96位という結果に終わった。これにより来シーズンは成績でのツアー出場は絶望的となっていた。

 もちろん人気プレーヤーとあって、主催者推薦がとれれば年間最大8試合に出場することができるが「実力で試合に出られない者が推薦を受けてはいけないと思う」と、潔くこれに背を向け、引退を決意した。

 同ツアーには、45歳以上に出場資格があるレジェンズツアーがあり、こちらへの参戦を考えているが、試合数は少なく活躍の場は限られてしまう。

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