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16歳“レクシー”依然首位! M.ウィーは5打差8位 欧州女子ツアー最終戦

2011/12/17 11:29
16歳“レクシー”依然首位! M.ウィーは5打差8位 欧州女子ツアー最終戦
欧州女子ツアー最終戦3日目。16歳の天才少女“レクシー”が2つスコアを伸ばし通算10アンダーで単独首位をキープ。(写真提供:AP/アフロ)

 

 “元祖”天才少女と“時の”天才少女の対決は、今もっとも勢いのある16歳が優位に試合を進めている。

 欧州女子ツアーシーズン最終戦のオメガ・ドバイ・レディス・マスターズは現地時間16日、UAEのエミレイツGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。2位に2打差の単独トップからスタートした16歳の“レクシー”ことアレクシス・トンプソン(米)が4バーディ、2ボギーの2アンダー70をマーク。通算10アンダーまでスコアを伸ばし実力者ソフィ・グスタフソン(スウェーデン)に1打差をつけ単独首位で最終日を迎えることになった。

 バックナインでは一時グスタフソンに並ばれる場面もあったが、最終18番で果敢に2オンを狙いバーディ奪取に成功。1ストロークの僅差ながら単独首位の座を守ったトンプソンは「ショットが良かったので最後は思い切って(2オンを狙いに)行きました。パットはもう少し入っても良い感じがしましたけど、この位置にはとても満足です」と満面の笑み。今季米女子ツアーのナビスターLPGAクラシックでツアー史上最年少優勝を飾り、特例が認められ2012年は晴れてツアーメンバーとしてフル参戦する予定の逸材が、今度はヨーロッパでも歴史にその名を刻む番だ。

 一方、元祖天才少女のミッシェル・ウィー(米)は3バーディ、2ボギーの1アンダー71とスコアを伸ばしきれず、通算5アンダーでトンプソンに5打差の単独8位にとどまり、未勝利に終わった今シーズンの雪辱を果たすチャンスに思うようなゴルフが出来ずイライラを募らせた。

 その他、通算8アンダー3位タイに昨季の欧州女子ツアー賞金女王リー・アン・ペース(南ア)とパーニラ・リンドベルグ(スウェーデン)がつけている。

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