D.ジョンソン、来季開幕戦の出場回避へ

　米男子ツアー屈指の飛ばし屋として知られ、デビュー以来4年連続で最低1勝を挙げ続けているダスティン・ジョンソン（米）が、来季ツアー開幕戦ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ（現地時間2012年1月6〜9日／ハワイ、プランテーション・コース at カパルア）の出場を回避する見込みであることがわかった。

　ジョンソンは今年の7月に右ひざを痛めたものの、ケガをかばいながら全英オープンで2位タイに入る健闘を見せ、その後8月のザ・バークレイズで優勝を飾ってフェデックスカップのポイントランクで4位に食い込むなど自己ベストシーズンを謳歌した。

　しかし11月のザ・プレジデンツカップの最中にひざの状態が悪化。オフに入って内視鏡による手術を受け現在リハビリに努めている。

　担当医によると12月下旬には通常の練習が出来る状態まで回復するということだが、来年1月6日開幕までに十分な準備が出来るとは思えず、ハワイ・マウイ島のカパルアリゾート開催で前年の優勝者のみに出場が許されるエリートフィールドへの参戦を断念せざるを得なくなった。復帰は1月の中旬になる見込み。それまで必死でリハビリに取り組むつもりだ。

　デビューから4年連続で1勝以上を挙げているのはタイガー・ウッズ（米）以来。ジョンソンは来シーズン、万全の態勢で5年連続1勝以上の記録に挑む。