ツアーニュース

全米オープン連覇に向け気合を入れるR.マキロイ

2012/05/01 12:16
全米オープン連覇に向け気合を入れるR.マキロイ

 

 ローリー・マキロイ(北アイルランド)が、カリフォルニア州のオリンピックCが舞台の今年の全米オープン(現地時間6月14〜17日)で連覇を果たそうと意欲を燃やしている。

 4月30日にディフェンディング・チャンピオンとして電話会見に臨んだマキロイは、その前に大会を主催する全米ゴルフ協会(USGA)のエグゼクティブ・ディレクター、マイク・デービス氏からコースについて話を聞いた。オリンピックCはまだプレーしたことがないが、それでも「マイクの話を聞いただけで、練習ラウンドをしているような気分になった。おそらくタフでトリッキーな挑戦になるだろうね」と話した。

 コングレッショナルCC(メリーランド州)で行われた昨季大会では、雨でコースがやわらかくなっていたという事情があったとはいえ、後続に8打差をつけて通算16アンダーを叩き出したマキロイ。メジャー初優勝は鮮やかなものだったが今年は、まったくコースコンディションが違う。

 大会の頃は雨が少ないサンフランシスコ近郊のオリンピックCは、ドッグレッグホールも多く、フェアウェイは狭い。グリーンは当然硬くて速くなることが予想される。前回、大会が開催された1998年に比べて373ヤード長くなった全長7,170ヤード、パー70の舞台で、マキロイはどのようなゴルフを見せてくれるのだろうか。

 現在世界ランクNo.1の座を巡り、ライバルたちとデッドヒートを繰り広げている実力者だが、全米オープンでは1988、89年のカーティス・ストレンジ(米)以来、連覇を果たした選手はいない。あのタイガー・ウッズ(米)が絶好調の時でさえ成し得ていない偉業に挑むマキロイのプレーぶりが今から楽しみだ。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 全米オープン連覇に向け気合を入れるR.マキロイ
×