世界ランキング　M.クーチャーが5位に躍進！　遼は1ランクダウン

　マット・クーチャー（米）が、米国時間14日発表の最新世界ランキングで自己最高の5位に浮上した。

　米男子ツアー“第5のメジャー”、ザ・プレーヤーズ選手権で激戦を制してツアー通算4勝目を挙げたクーチャー。先週の16位から11人をゴボウ抜きして実力を見せつけた。なおクーチャーの5位浮上により、ハンター・メイハン（米）が1ランクダウンの6位、スティーブ・ストリッカー（米）が2ランクダウンの8位、マーティン・カイマー（独）が1ランクダウンの9位にそれぞれ順位を下げている。

　また、ザ・プレーヤーズ選手権では2週連続優勝を狙ったものの、惜しくも2位タイに終わったリッキー・ファウラー（米）が24位から18位にランクアップ。“準メジャー”とあって世界ランク上位の選手が揃って出場しており変動は大きく、ファウラーと2位を分け合ったザック・ジョンソン（米）が32位から27位、マーティン・レアード（スコットランド）が39位から31位、ベン・カーティス（米）が116位から72位へと躍進している。

　一方、同大会で単独4位以内に入ればNo.1の座を取り戻せるはずだったルーク・ドナルド（英）は、残念ながら単独6位に終わり先週と変わらず2位のまま。1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位リー・ウェストウッド（英）、4位ブッバ・ワトソン（米）までの上位4人と、7位タイガー・ウッズ（米）に変動はない。

　日本勢では石川遼が1ランクダウンの58位、藤田寛之が2ランクダウンの77位にそれぞれ後退。国内男子ツアー今季最初の公式戦、日本プロゴルフ選手権大会　日清カップヌードル杯でメジャー4勝目を飾った谷口徹が、98位から79位へと大きく順位を上げている。